ピアノのオンライン講座を受けています(私が)

今、私自身がオンラインでピアノのレッスンを受けています。

オンラインレッスンを受けるのは初めて!

感想を書いてみようと思います。

オンラインでのグループレッスンです

受けているのは、月2回、8月までの連続講座で、私を含めて7人が同時に受講しています。

使用しているシステムは「zoom」。コロナ禍の中、在宅推奨のために一気に広がったオンライン会議ツールですね。

対面の予定がコロナのためにやむなくオンラインになった・・というものではなく、始めから全国のピアノの先生向けに考えられた講座なので、オンラインありきで作られた内容です。

講義が中心

「講座」なので、内容があらかじめ決まっていて、基本的には先生がそのことについて講義をする、という形ですね。

先生は、要所要所で演奏して見本を示してくださいます。

私たち受講生は、講義内容と先生の見本演奏をもとに各自練習する、という形です。

講座の時間内に練習時間が設けられ、その後、弾いてみての感想や疑問、質問などを一人ずつ話し、先生に答えてもらいます。

次の講座までの間に、課題がい~っぱい出されます。

基本的には「自分のペースで随時取り組んでください」ということで提出必須ではないですが、取り組んでおかないとついていけなくなってしまいます。

なんでも”オンライン”は難しい面も

昨年からのコロナの影響で、ピアノ教室も対面レッスンができなくなり、オンラインレッスンの形が一気に広がりました。

ここ池田町はそれほど深刻な流行状況ではなく、「音楽室ゆう」では、除菌スプレーを常備し、消毒液でのふき取りをするなどの対策をしながら、通常通りレッスンを続けてきました。

でも私も、一時はオンラインレッスンについて検討しましたし、これから必要となる可能性もあります。

そんな中受けることになった、今回のオンライン講座。

自分がやるとしたら・・という視点で考えてしまうことも多くありましたね。

感じたのはこんなこと・・・

  • 音声に若干のタイムラグがあるので、一緒に弾くのは難しい。
  • ピアノの音は十分に聞こえるけれど、細かな抑揚まで聞き取るのは困難で、曲の繊細な部分の表現法の指導は難しい。
  • 画面越しなので「手取り足取り」というわけにはいかず、指の動きや姿勢など、実際に触れた方が教えやすい内容は難しい。

こういったことは、ピアノのオンラインレッスンで懸念されること、として言われていることですね。

私も実際に体験してみて、そうだよね、と思ったところです。

今回の講座はピアノの先生が対象で、講義が主になって何ら問題のない内容なので、「やっぱり対面じゃないと・・」というようなことはなかったですが。

オンラインレッスンって結構孤独・・

もう一つ感じたのは孤独感。終わって接続を切ると、一人残されたようなさみしさを感じてしまうんですよね。

講座の最中は、みなさんの顔を見ることができて、それぞれの方のお話を聞いて、楽しく受けられるんですが、終わったとたん

あ、一人だ・・。

対面だと、終わって一人になっても、レッスンで教わったことが実感として残り、リアルに思い出せるんですが、それが薄い感じがします。

同じ空間にいて、音を聞き、声を聞き、しぐさを見、息づかいを感じ・・・じかに接することってやっぱり大きな影響があるな、と感じました。

オンラインレッスンを行う予定はないけれど・・

「音楽室ゆう」では、今のところオンラインレッスンを行う予定はありません。

これからどうなるかはわかりませんが、対面レッスンが可能な限りは、やはりそれを大事にしたいな、と感じています。

特に、子どもたちへのレッスンは、リアルな体験として残りやすい対面レッスンが、やはり良いような気がします。

オンラインレッスンの良さもありますし、工夫次第ということもあると思いますが、対面レッスンの形がなくなることはないだろうな、と思います。

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