「音楽室ゆう」では、3つのコースを設けています。
- ピアノレッスン
- 音楽療法
- 自由に音楽
ですね。
この3つのどれがいいんでしょう・・うちの子にはどれが合うんでしょう・・
こんなご質問ををいただくことが時々あります。
3つに明確な線引きはありません
この3つは、便宜上分けてあるということで、明確な線引きはありません。
レッスンに求める内容によってゆる~く分けられる、といった感じでしょうか。
- テキストを購入して順番に進めていたけれど、今はピアノ以外の楽器を思うままにならす方が楽しいようなので、それを大いに盛り上げている
- 基本的にはピアノのレッスンを行っているけれど、音楽療法的な”目的”も加えた内容になっている
- 歌ったり色々な楽器を鳴らしたりすることから始めて、興味を持ちそうならピアノレッスンへ移行する方向
こんな感じで、3つのコースを行ったり来たり、という状況の子も多いです。
もちろん、ピアノレッスン1本で続けている子もいますし、明確に音楽療法として行っている子もいます。
今の「やりたい」を膨らませて
音楽に関すること限定ですが、「自由にやりたいことをやろう!」というのが、「音楽室ゆう」のコンセプトです。
でも、方向性も何もなく、やりたい放題、ではありません。
今やりたいと思うことをやってもらいつつ、この子が本当に興味を持っていることは何だろう、と探り、こんなことをやってみない?と提案し、その提案を受けるのかどうかを自分で決める。
この繰り返しで進んでいきます。
その内容が、ピアノのレッスンということになるかもしれないし、自由に音楽ということかもしれないし。
ということです。
ピアノで曲を弾くことに興味がありそうだ。
という様子なら、ピアノレッスンということで始めていけばよいと思いますし、
音楽は好きそうだけど、ピアノというわけではないかも‥。
という様子なら、とにかく音楽に触れさせてみる、という始め方もアリです。
上にも書いたとおり、コースを行ったり来たりという状況でも全くかまいません。
始めてみたけれど違った、ということはあり得ますし、途中で興味が変わるということもあります。
音楽が好きそうだと思ったけれど合わなかった、ということもあるかもしれません。
今は、「音楽が好きそうだ。じゃあ何か楽器を!」という流れになりがち。
これを少し崩したい。音楽とのかかわり方はもっと自由でいい。
そんな思いがあります。