同じ「ピアノレッスン」でも、それぞれ違うことをしています

「音楽室ゆう」には、ピアノのレッスンということで来ている子が一番多いですが、同じ「ピアノのレッスン」でもそれぞれやっていることは違います。

曲が違う、ということではなく、進め方が違う、ということです。

みんなそれぞれ、別の人間なので。

「さあ、何をしようか」から始まるレッスン

レッスンは、たいてい、いつも私の

私

さあ、今日は何しようか?

から始まります。

それぞれみんな、レッスンしている曲があります。

それはやるとして、それ以外のことについては、その時その時レッスンに来ている子本人に決めてもらいます。

楽典ワークをやるのか、音楽記号のカルタをやるのか、アプリで音符読みをするのか、初見演奏をするのか・・

がっつり曲のレッスンだけでも、もちろんOK。

レッスンの始めに希望を聞いて、それをやっていきます。

先日も・・・

まずは、音符読みの宿題があったので、その丸付けをした後、

音符を読むの、もっとやりたい!

との希望が。

それなら!ということで、ササッと問題を作り、やってもらいました。

「やりたい!」と思っているときが一番頭に入りやすいですよね。

ヘ音記号の音を読むのが苦手そうだったけれど、これで大丈夫かな!

私から提案することもあります

曲のレッスン以外に何をやるのか、私の方から提案することもあります。

そのまた先日には、こんなことが。(先ほどとは違う子です)

音楽記号についてワークやカルタで勉強をしてきたのがひと段落し、しばらく日数がたったのを見計らって、「思い出し問題」をやってもらいました。

こういう時は、必ず事前に予告をします。

私

しばらく音楽記号のことをやってないから、次のレッスンでちょっとした問題をやってもらおうと思うんだけど、いいかな?

という具合に。

この子の場合は、「いいよ」とのことだったので予定通りやりました。

場合によっては「え~~」と言われることもありますね。

そんな時は、「やってほしいな」ということを理由も含めて伝えつつ、基本的にはやりません。

曲のレッスンの中でしっかり覚えてもらうよう、私の中での重要事項になりますね。

みんなそれぞれ違うから

ピアノのレッスンを受けに来ている、ということではみんな同じ。

でも、一人一人は別の人間です。

ワーク形式のものをコツコツやりたい子もいれば、私と一緒にカルタで遊びながら覚えたい子もいる。

毎回少しずつやりたい子もいれば、一気にグッと集中したい子もいる。

「練習がんばったから、いっぱい弾きたい」

という日もあれば、

「今日はちょっと疲れてるから、曲のレッスンじゃないことしたい」

という日もある。

そういうことって、私にはわかりません。

今の自分にとって、何が必要か、何ができるのか、何がやりたいのか。

自分で考えて決めてください。

そのことに対して、私は一切拒否しません。

必要だと思うことは、こちらから「提案」します。

必ず事前に話します。

そんなことを大事に、レッスンをしています。

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