先日、『ピアノひけるよ!ジュニア1』を終えた子がいます。
参考記事→こんな楽譜です。ピアノ導入期のテキストで、子どもたちに人気です。
でも、弾いたわけではありません。
音符読みのためのワークブックになってしまいました!
このテキストでレッスンをしよう!となったけれど・・・
最初から音符読みのワークとして使おうと思って、このテキストを始めたわけではありません。
これまでの子と同じように、ピアノを弾くレッスンで使うためのテキストとして、いろいろある中から選んでもらったのがこれだったんです。
やっぱり、知っている曲が載ってる!というのが決め手だったようですね。
でも、いざレッスンが始まると、なかなかテキストをやりたがらない。
「指番号」とか、「楽譜の仕組み」とか・・テキストの順番通りに、お勉強的に進めていくのが嫌だったみたい。
曲も、やりたい曲から順に載っているわけではないですし・・
そこで、テキストは置いておいて、知っている曲ややりたい曲を聞いて、それを弾きやすいようにアレンジし、その子専用の楽譜を作ることにしました。
そして、
じゃあ『ピアノひけるよ!~』は音符を読むことに使ってもらおう!
と思い立ち、「弾く」ことはオリジナル楽譜を使い、『ピアノひけるよ!~』は音符読み専用になったわけです。
音符を読む力は実際の楽譜を読むことで付く!
音符を読めるようになるには、専用のワークブックをやるよりも実際の楽譜をどんどん読んだ方がいい、と常々思っています。
という意味では、テキストを一冊丸ごと音符を読むことに使ったのは、良かったなと思っています。
初めのうちは、このような⇩シートを見ながら、確かめつつ音名を書き入れていましたが、
1冊終了した先日は、最後の5曲をシート⇧を見ずにスラスラと書き込んでいけるようになりました。
いやいや、ずいぶん読めるようになったな~
という印象です。
「次は”2„だね!」というけれど・・
『ピアノひけるよ!ジュニア』の「1」を終えたので、
今度は「2」だね!
と嬉しそうに言われましたが・・
実は、弾くことに関しては、「2」の内容より難しいことをやっています。
だいぶスムーズに読めるようになっているし、実際に弾いているくらいの楽譜をどんどん読んでほしいな、と思っているところ。
また、じっくり相談かな。