「音楽室ゆう」にピアノのレッスンに来ている子の中には、お家にキーボードしかない、という子もいます。
過去にもいました。
「音楽室ゆう」では、「必ず自宅練習用の楽器を準備してください」ということにしていませんので、それでいいと思っています。
自宅に良い楽器があることよりも、大事なことがあるからです。
良い楽器があることより大事なこと・・それは「練習」です!
自宅に良い楽器があることよりも大事なこと・・それは、やっぱり「練習」です。
な~んだ
と思われるかもしれません。
でも、そうなんです。
いくらお家に楽器があっても、練習しなければ弾けるようにはなりません!
キッパリ!
逆に、キーボードしかなくても、練習すれば、ピアノが弾けるようになります。
レッスンでやること、お家でやることをはっきりさせる
「音楽室ゆう」には、グランドピアノがあります。
なので、レッスンに来れば、しっかりピアノが弾けます。
キーボードとの違い、
例えば、タッチの違い、強弱の出し方、鍵盤が足りない、ペダルなど・・
は、レッスンの中でピアノを使ってしっかりとやっていきます。
そして、お家では
例えば、指づかい、一定のテンポを保って弾く、鍵盤感覚をつける
などの練習をしてもらいます。
このように、お家でキーボードでもできる練習をしっかりしてもらうことで、レッスンに来た時のピアノでの練習が生きてくるわけですね。
お家ではキーボード でも弾けるようになったよ!
実際の様子をちょっとお話しすると・・
61鍵のキーボード(多少タッチがピアノに近いものだったようですが)で練習をしていた子。
ブルグミュラーくらいの曲を弾く力をつけることができました。
手の形やペダルなど、レッスンでじっくりしっかり練習したね!
やはりキーボードで練習していた子。
導入テキストを1年ほどで終え、好きな曲を思い切り楽しむ姿がありました。
まだ難しいんじゃないかと思った曲を、よく弾けていてびっくり!
他にも、学校の合唱の伴奏を引き受けた子もいますし、今レッスンに来ている子も、確実に弾けるようになっていっています。
どの子にも共通しているのが、「練習をしっかりしている」ということ。
家での練習以外に、学校のピアノを借りて練習するなど、工夫をしていました。
やっぱり練習なんだよ!
この子たちに教えてもらいました。
もちろん自宅にピアノがあるに越したことはありません
お家に練習用ピアノがあるに越したことはありません!
何をやるにも”道具”って大事ですよね。よくないものを使っていると、できるものもできなかったりします。
道具がいいから、早く身につけることができ、もっと楽しめる、ということにもつながります。
なので、「音楽室ゆう」でも、始めに、「自宅練習用にできるだけ良いピアノ(電子ピアノでも)があった方がいい」ということははっきりとお伝えしています。
でもね、やっぱり「練習」なんです。
レッスンの進度を見ていても、進みの早い遅いは、楽器のあるなしではなく「練習をするか、しないか」で違います。
それが、実感です。
キーボードだけを弾いていて、ピアノが弾けるようになるかと言えば、それは無理!
でも、レッスンではピアノを弾けるので、うまく組み合わせてきちんと練習をすれば、ピアノを弾けるようになります。