「音楽室ゆう」を始めて、今年で12年目。
この間のピアノのレッスンを振り返ってみると、小学生になってから初めてピアノを習う、という子どもたちが多かったな、という印象です。
というか、ほとんどそうかもしれません。
一般的にみると、遅めのスタートかもしれませんね。
でも、それでいい!と思っています。
一番遅くて小学校4年生 多いのは1年生から2年生
振り返ってみると・・
中には中学生になってという子もいるんですが、小学生で一番遅かったのは4年生の8月です。
一番多い時期としては、小学校1年生の後半から2年生の後半にかけてでしょうか。
一番早かったのは、4歳になったばかり。でも、この子はすでに音符を読むことができました。
小学校に上がる前に始めた場合でも、1年生になる直前の時期が多いです。
という感じで、やはり小学生になってから始めた子が圧倒的に多いですね。
小学生のうちにブルグミュラーまでは
小学生になってから初めてピアノを始める子が多い「音楽室ゆう」ですが、私としては
小学生のうちにブルグミュラーまでは!
と思ってレッスンをしています。
これはあくまで私の中での目標で、決して押し付けるようなことの無いよう気を付けていますが。
「ブルグミュラー」は、一般的にバイエルの次に使う教本で、これで初心者脱出!といったところでしょうか。
このくらいまで進むことができると、弾ける曲の幅が広がり、「自分で曲を選んで練習する」ことにかなり近づけます。
そうなると、大人になってからも、ピアノをひとつの楽しみとすることにつながりやすいと思います。
これは、私の目指すことでもありますね!
上達具合はそれぞれなので一概には言えませんが、小学校の低学年に始めれば、まず可能な範囲だと思います。
実際、ほぼみなさんがこのくらいまで進むことができています。
自分の意思で始める子ばかり
小学生でピアノのレッスンを始めた子は、ほぼみなさん、自分自身の「やりたい」という意思をはっきり持って来ています。
「ピアノをやりたい」と自ら親御さんに頼んだ、ということですね。
「ピアノを弾けるようになりたい」という気持ち。これは何よりも大事です。
ピアノの上達に大いに関わります。
これを自分のこととして具体的に感じられるようになるのは、小学生になってからではないでしょうか。
そういう気持ちを持つ子とピアノを楽しめるのは、私自身の喜びです。
これからも、たくさんの子との出会いを楽しみにしています。