
テキストを順に進めて演奏技術などをきちんと身に付けていく、いわゆる「レッスン」は合わなそう。
なので「自由に音楽」のコース。
でも、どうせピアノを弾くなら基本的な弾き方は身に付けてほしい。
そして、楽譜も読めるようになってほしい。
そんな風に考える親御さんは多いように思います。
「自由に音楽」とちょっとレッスン
この子の親御さんからもそういったご希望がありました。
様子を見ていると、本人も、何かしら曲を弾くことが好きなよう。
ということで、少しずつ
- 5本の指を使って弾くこと
- 楽譜を読めるようにすること
に取り組んでいます。
ピアノは5本の指を使って弾くよ!
ピアノは5本の指を使って弾くものです。
でも、これは教えないとなかなかできないことですね。
1本指で弾いたり、自分の動かしやすい3本くらいの指だけで弾いたり、隣の指同士でゆびまたぎをしたり。
そんな風になりがちです。
なので、「ピアノの基本の弾き方」ということでは、5本の指を使うことを進めていきます。
使う曲は、誰もが知っている童謡です。
この子自身も、「かえるのうた」や「きらきらぼし」など耳なじみのある曲を弾きたいということなので、ぴったりでした。
こうした曲から1曲決めて、「5本の指をきちんと使って弾こう」としています。
弾けるようになったらまた次の曲を相談して決めます。
楽譜には5本の線がある!
音符を読むことに関しては、まず「五線の意識づけ」から。
横に5本の線が並んでいる。
これが見えていない(意識されていない)ということがあります。
音符は見えています。でも五線が見えていないと音は読めません。
なので、五線をなぞってもらうことから始まりました。
そして、音符をなぞってもらったり、まねして横に書いてもらったり。
「紙に書く」ということが好きなようで、どんどん書いてくれました。
並行して読んでもらうこともしています。
今は、見本を見ながら読んでいます。
音楽で自由に遊びつつ
「自由に音楽」コースなので、音楽で遊ぶこともいっぱいしています。
ピアノを含めていろいろな楽器を思うがままに鳴らしたり。
キーボードの自動演奏や私が何か弾いたりした曲に合わせて踊ったり。
最近は踊ることにはまっているみたい。
ステップを踏んだり腰をフリフリしたり、ポーズを決めたり・・
5本指で曲を弾くことと音符を読むこと
この2つは必ずやろうね、と決めて、あとはフリーで楽しんでいます。