オンラインレッスンの準備を進めています

「音楽室ゆう」のこと

新型コロナウィルス流行の終息が見えない中、「音楽室ゆう」でもオンラインレッスンを検討することにしました。

実は、こんなことになる前から関心はあって(遠方に住む方から、オンラインレッスンしていませんか、との問い合わせを受けたこともあったので)少し調べたことはありましたが、この事態にやっと重い腰を上げたという感じです。

とにかくやってみよう!

ここ「音楽室ゆう」近辺では、4月初めに感染者が1人出て以降落ち着いていますが、長野県全体をみると、毎日数人の感染者が発表されるようになり、トータル人数は少しづつ増えています。

レッスンは、感染対策をしながらこれまで通り続けています。

でも、県内の状況、そして、全国の様子を見ていると、

対面でのレッスンを行えなくなる日が来るかもしれない・・

今の時点でも、実は通うことに不安を感じている子がいるかもしれない・・

そんな風に感じるようになりました。

そこで、「とにかくやってみよう!」と思ったわけです。

以前、ちょっと調べてみた印象としては、オンラインレッスンに懐疑的だった私。

対面でできるのならそれに勝るものはない。わざわざオンラインでやる必要はない・・と。

でも、全国の多くのピアノの先生がこの事態を受けてオンラインレッスンを取り入れ、また、以前から取り組まれている先生も含めて、情報発信されているのを見せていただくと、

オンラインはオンラインならではの良さがあるかもしれない

と思うようになりました。

まずは、お試し

そこで、レッスンに来られている皆さんへ、毎月発行しているおたよりを通じて「試してみませんか」と呼びかけをしました。

私も初めて。うまくいかないかもしれない。

なので、まずは無料で。

とにかくやってみて、レッスンとして行えそうなら取り入れていこうと考えています。

私自身まだまだ分からないことが多いので、どんなことができるのか、具体的に何をするのか、もう少し明確になるよう調べています。

「やってみたい」というお話があった時にすぐ対応できるよう、いろいろと準備をしています。

できるだけこれまでと同じ日々を

学校は休校になり、テレビのニュースは「コロナ!コロナ!!」・・

遊びに行くこともできず、家から出ることすらはばかられ・・

大人の会話は「今日は〇人出たんだってね・・」「いや~いつまで続くんだろう・・」

こんな毎日に、得体のしれない不安に駆られている子は多いように思います。

実際、子どもが必要以上に怖がっている、という声をお聞きしましたし、障碍のある子は、気持ちが不安定になっている様子もあります。

オンラインレッスンの導入は、私自身の仕事を継続させたい、守りたい、ということももちろんあります。これが生活の糧なんですから。

でも、それだけでは決してなく、こういう事態だからこそ、少しでもこれまでと変わらない生活ができるようにしたい、という思いも大きくあります。

その方法があるのなら、それを模索していきたい。

何もかもがぐちゃぐちゃになってしまったわけではない。少し方法が変わるけど、今までと変わらないこともたくさんある。

これを子どもたちに示すことは、子どもとかかわる立場にある大人の役割ではないかと思いますし、子どもたちの心の安定に少しつながるのではないかな、と思っています。

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