「音楽室ゆう」は、1回のレッスン時間を3つ設けています。
- 30分
- 45分
- 60分
ですね。
小さな子でも、45分や60分のレッスンで通っている場合があります。
かえってゆったりと過ごせている様子。
これは、私自身も発見でした。
時間が持たないのでは・・と心配に
子どものピアノのレッスンというと、1回30分が主流なのではないでしょうか。
教室を始めて15年。
これまでのことを振り返っても、子どものレッスンで45分や60分はほぼありませんでした。
あっても、
中学に上がって部活でレッスンに来られる日が減るので、その分1回のレッスン時間をのばす
というパターンのみです。
私としても、45分や60分のレッスンは大人の方のため、という考えで設けていました。
それが、ここにきて長いレッスン時間の希望が複数!
しかも、みなさん小学校低学年です。
正直ちょっとびっくり。
「やりたいことをやっていい」としているとはいえ、時間が持たないんじゃ・・と心配に。
実際、「30分くらいがいいんじゃないですか」とお話したこともありました。
でも、始めてみるとその心配は必要ありませんでした!
自分のペースで過ごせる
実際にレッスンをしてみると、なんだかゆったりとした時間が流れるんですね。
それは、
本人が自分のペースで過ごすことができ、私がしっかりとそれに合わせられるから
なんだと思います。
「音楽室ゆう」では「やりたいことをやる」を大事にしているとはいえ、私の中にはレッスン計画があります。

今日はこの曲を最後まで進めたい、とか
音符を読むことをしっかりとしたい、とか
そうしたことを押し付けないようにしている、ということです。
レッスン時間が長いと、本人が本当にやる気になった時にやってもらえるんですね。

今はこっちの曲をやりたい

ピアノ以外の楽器で遊びたい
といった希望をしっかりと叶えることができ、頃合いを見て声をかけて、私がやってほしいこともやってもらえる。
無理をさせることなく、その子が「やろう!」と思ったときにできる。
そうした状況になっています。
時間を持て余してしまうことはなく、ゆったりと過ごすことができています。
でもやっぱり人それぞれ
だからといって、じゃあレッスン時間が長ければいいのか、というとそういうことではありません。
やっぱり人それぞれですね。
30分のレッスンがちょうどよさそう、という子もいます。
本人の性格やレッスンの具体的な内容など、様々なことが関係しますね。
ともかく、
子どものレッスンは30分
は”決めつけ”だなと感じます。
それぞれの「ちょうどいい」がある。
そのことを再認識しました。