ピアノを弾くときの指づかい、とっても大事です!

ピアノレッスン

ピアノを弾くうえで、指づかいは大事なことの一つです。

音の流れに沿った自然な指づかいができるようになる。

これは、ピアノを弾く基礎として、しっかりと身につけてほしいことですね。

でも、身につけるまでは結構大変。

後先考えず、空いている指、動かしやすい指を使ってしまうんですよね。

直して弾く、を地道に続けなければいけません・・。

なぜこの指づかい?理由をきちんと説明します

テキストには指づかいが書かれています。

弾きやすさを考慮して、テキストの著者がつけた指づかいですね。

手の大きさや指の長さには個人差があるので、それが絶対ではないけれど、まずは、書かれている通りに弾いてもらいます。

そして、

なぜこの指づかいになっているのか、を説明します。

ちゃんと理由があるんですよね。

「今弾いている音はこの指にしておかないと、次の音が弾けないよね」

「この指で弾かないと、リズムが遅れちゃう」

「この指で弾くと、しっかりした良い音が出せるよ」

こんな感じ。

納得できれば、直さなきゃと思うし、普段から指づかいに意識が向くようになります。

「五指固定」で弾くことをしっかりやる

「五指固定」というのは、「ドレミファソ」といった隣り合った音のみを使って、一本の指に対して担当する音一つの状態で弾く、ということです。

指くぐりなどはしないということですね。

自然な指づかいを身につけるための基礎はこれ!と考えています。

どんなに広い音域の曲を弾くようになっても、先の音の流れを見て、手を縮めたり広げたりする必要がなければ「五指固定」と同じ状態で指を決めるのが自然です。

不自然な指の動きはミスタッチにつながってしまいます。

五本の指を一本ずつ置いて、隣り合った鍵盤の幅を手でしっかりと覚えることは、後々広い音域を弾くときの弾きやすさに大いに関係しているんですね。

「五指固定」をしっかり経験するための手作り教材も使っています。

「知っている曲を弾きたい!」というリクエストもあって、誰でも知っている曲ばかりで作りました。

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