「音楽室ゆう」では、自分のやりたい曲をやる、が基本です。
みんな、それぞれいろんな曲を練習中。
ちょっと紹介してみようと思います。
今やっているのはこんな曲
発表会が終わり、出演した子たちは新しい曲に取り組みだしていて、ここ最近、曲決めをすることが多くなっています。
⇩今年の発表会についてはこちらの記事をどうぞ。
そんな中、「音楽室ゆう」に来ている子(子ではない人もいますが)はどんな曲を弾いているのか、改めて書き出してみようと思います。
こんな曲たちです。
- 「炎」 LiSA
- 「アイノカタチ」 MISIA
- 「ルパン三世」
- 「ソナチネ第1楽章」 ギロック作曲
- 「メヌエット ト長調」 ペツォルト作曲
- 「きらきらぼし」
- 「フニクリ・フニクラ」 デンツァ作曲
- 「Dynamite」 BTS
こんな感じです。見事にバラバラ・・
決め方はこんな感じ
どんなふうに決まったかというと。
導入テキストが一区切りついたところで、「やってみたい曲はない?」と聞いてみると
う~ん、ないわけじゃないんだけど・・
「ルパン三世」とか・・
いいのかなぁ・・弾けるかなぁ・・と遠慮がちな様子に、
「ルパン三世」いいじゃない!やってみよう!
次の曲を選ぶために、使っている曲集をパラパラめくり・・「フニクリ・フニクラ」を見つけて
これ知ってる!これにする!!
なんでも、最近、昔のお笑いをYouTubeでよく観ていて、その中で流れていた曲なのだそう。
曲を見つけた時の嬉々とした顔が印象的でした。
「さぁ、次の曲はどうしよう?」と話しかけると
BTSの曲がやりたいです。学校で今ちょっと流行ってて、よく話するんです。
と即答。
BTSなら何でもいい、ということなので、楽譜を一緒に探して「Dynamite」になりました。
こんな感じですね。
今は特にこれという曲がない、ということで、今使っているテキストの中から決めた子もいます。
その場合も、こちらからいくつか提案して、その中から自分で決めてもらいました。
上に挙げた曲の中で、私が決めたものは一つもありません。
楽譜は一緒に探します
楽譜は、1曲から購入できるサイトから買うことがほとんどです。
曲が決まれば、その場でパソコンを開いて、そうしたサイトから一緒に探します。
流行りの曲は、入門から上級まで様々なレベルでアレンジされたものが出ていますよね。
「このアレンジだとちょっと難しそうだけど、こっちのアレンジなら弾けそうだね。」
サンプル楽譜を見ながら一緒に考えます。
レベルにぴったり合うアレンジが見つからなければ、購入した楽譜に、音を少し減らすなどちょっと手を加えて弾きやすくすることもあります。
こういうサイトはとってもありがたいですね。ピアノ弾きのすそ野を広げているな、と感じます。
できるだけ本人の意思に沿ったことを
ピアノをやってみたい、と思うきっかけって、知ってる曲や好きな曲を自分で弾いてみたい、という気持ちから始まることがほとんどだと思います。
だったらそれを実現させようよ!
「自分一人で楽譜を読んで弾ける」ということを目指したレッスンをしているので、最低限やらなければいけないことはあります。
そうしたことは、テキスト等を使いながらやっていきますが、本人の意思を反映させられるところは、極力取り入れていきたいと考えています。
その大きな一つが、「レッスンする曲を自分で決める」ということですね。