以前、姉妹サイト「だいすきおんがく!」で、このような⇩記事を書きました。
この記事を初めに書いたのはもう数年前で、何度か直したりしていますが、基本的な考えは変わっていません。
今回は、ここ「音楽室ゆう」に来ている子どもたちは、実際いつごろから習い始めているのかを、簡単にまとめてみようと思います。
そして、実際いつ頃が始め時なのか、私の考えを書いてみます。
ほとんどが小学生になってから
ここ「音楽室ゆう」は、開室から丸10年になりますが、生徒数は、辞められた方も含めて20人強くらいになります(大人の方は含めず高校生までの人数です)。
そのみなさんのレッスンを始めた年齢を見てみると、ほとんどが小学生になってからです。
幼稚園、保育園で始めた子は3人!
年長さんが2人。もう1人は年中さんで、5歳になってすぐという時期でした。
小学生は何年生のころ?
小学生になってからレッスンを始めた子がほとんど、ということですが、小学校は6年間あります。そのいつごろかというと・・。
1,2年生が若干多いでしょうか。1年生だと秋以降、2年生だと夏ごろ、という傾向がありますね。
次に多いのが3年生で始めた子。3年生になってすぐの4月からという子もいますし、秋ごろの子もいます。
それ以降に始めた子もいますが、人数はガクっと減りますね。これまでで始めた年齢の1番高い子は、小学校を通り過ぎ、中学2年生です。
やりたい!と思った時が始め時
こうしてみると、ここ「音楽室ゆう」はピアノを始めた年齢に結構ばらつきがありますね。
そして、もう一つ特徴としては、本人の強い意志で始める場合が多いことでしょうか。
実は、親御さんの事情や考え方で、「やりたいと言っていたけれど止めていた」と言われることが、たまにですがあります。
つまり、「ピアノを習わせるつもりはなかったけれど、本人がどうしてもやりたいと言うので‥」ということです。
純粋に「やりたいと言うから始めた」という場合が多いので、開始年齢にばらつきがある、ということかな、と思っています。
でもこれって、とても大事なことだと思います。
習い事は絶対にやらなくてはいけないことではないですし、ピアノが弾けなくたって人生困ることはありません。
頭がよくなるとか言いますが、正直自分にはその実感がない・・なので、それを声高には言えないです。
習う子どもたち自身の「やりたい」という気持ちこそが、ピアノを人生になくてはならないもの(つまり、意味のあるもの)にしてくれるのだと思います。
始めるのが早いとか遅いとか、上手に弾けるとか弾けないとか・・。大事なのはそういうことではなくて、「やりたいからやる」。
ピアノを始める最適な時期は、本人がやりたいと思った時。
重要なことだと考えているので、体験レッスンの時にしっかり確認させていただいています。
ピアノは慌てて始める必要はありません。じっくり気持ちを確認して、考えて決めてほしいと思っています。
⇩私自身の音楽に対する気持ちを書いています。よろしければどうぞ。
⇩ピアノの始め時、こちらの記事も参考にどうぞ。
⇩「辞め時」についても書いています。